Mediumで読んだ本の感想を書き始めた

Mediumで読んだ本の感想を書き始めた

少し前からMediumで読んだ本の感想を書いています。無事 三日坊主にならずに続いたので、こちらでも共有します。

読んだ本の感想を書き始める前に三日分の文書を書き溜めて、Mediumの機能で予約投稿を設定してから始めたため、三日坊主にならずに済ませられました。ストックがもうなくなってしまったので、勝負はこれからです。

もともとはこのブログにも読んだ本や見たアニメの感想といった技術以外のことを書いていましたが、こちらのブログは技術ブログとしての位置付けを強めたいと考えています。

というのも、技術ブログと認識してこのブログを訪れたかたから、技術以外の話は必要ないと言われたからというのがあります。自身としても自己の技術的知見を公開する場を確立しておきたいと考えていたため、これを機に……ということで分けます。

こちらでも、あちらでも、どちらの記事も読んでいただけたら、幸いに思います。

ViVid Strike! #05.5にかける期待感

ViVid Strike! #05.5にかける期待感

ViVid Strike! は全体的に見るとかなりしっかり作られていて好感の持てるとても良い作品である。しかしそれでもまったく不満がないというわけではない。全十二話という少ない尺の関係もあるだろうが主人公であるフーカ・レヴェントンが一足飛びに強くなっているように感じられてしまっていた。フーカが自身を鍛える描写といったものが話の比率として少ないからそう感じられてしまっていたのだろう。

そのような思いを抱いていたところ、来月発売されるBlu-ray Vol.2に収録される新作OVAの予告映像が公開された。

#05.5、そう5.5話である。#05と#06の間を補完してくれるストーリーである。つまりウインターカップがはじまる直前の話が描かれるのである。さらに公式の情報によればBlu-ray Vol.3には#05.75が収録される。これはどうしても期待せざるをえない。

もう一人の主人公であるリンネ・ベルリネッタに焦点を当てた話が比率として多かった。嘔吐するまで練習を繰り返しコーチと二人三脚で苦しみながらも泥臭く努力をしていたリンネ。和気藹藹と笑いながら同門の仲間たちと練習をし、そして練習のあとに仲良くみんなと温泉に行ったりと楽しげに過ごすフーカ。残酷なまでのこの対比。

フーカの練習も過酷なものであったこと登場人物たちの会話から予想できる。しかしあまりにも凄惨に描写されていたリンネとどうしても比較してしまうのでフーカの苦労というものが感じられない。そう考えていたので今回のこの映像特典の報せは待望と言っても過言ではない。非常に楽しみである。

星野、目をつぶって。 三巻に殴られた

星野、目をつぶって。 三巻に殴られた

星野、目をつぶって。 三巻を読んで、殴られた。正面から思い切り殴りつけられた。とてつもない衝撃を受けた。

二巻、すごく良かった。とてつもなく良かった。この作品に出会えたことに感謝をした。そうしてこの三巻。二巻で抱いた、抱いてしまったここまでの話をこんなに早くに入れてしまって、以降超えられなくなってしまうのではないかという危惧を一瞬で払拭させてくれた。

とても良い、そしてすばらしいコマをいくつか厳選して引用という形でこの記事に貼り付けたい気持は大きい。だが、それを貼ってしまって余計な先入観は持ってもらいたくない。

この表紙、この松方さんのこの表情を見て、憶えて、「かわいい」という感情だけを抱いて、そこから読んで欲しい。この三巻は松方さんが非常に活き活きと、生きている巻である。

もう三巻。まだ三巻だ。「星野、目をつぶって。」にはKindle版がある。一巻から三巻まで全巻をすぐさま買うことができる。まだ本作を読んでいない人は早く読んでもらいたい。

強くオススメする。

シギサワカヤ著「お前は俺を殺す気か」に心奪われ殺されそうになる

シギサワカヤ著「お前は俺を殺す気か」に心奪われ殺されそうになる

シギサワカヤ著「お前は俺を殺す気か」、現時点で電子書籍という媒体で提供され、Kindleで読むことができる一巻から三巻を一気に読んだ。非常に良い作品だった。

本作は本屋の新刊コーナーに四巻が置かれているのを見て、一目で惚れ込んだ。表紙の良さに加えて、「お前は俺を殺す気か」というタイトルの苛烈さに心を一瞬の内に奪われた。その場ですぐさま手にしていた携帯電話でKindle版で買える分をすべて購入した。

目に入れて惚れ込んだ、眼前にあった紙という媒体で購入しなかったことはあまりにも不誠実である。自分勝手な都合ではあるが、購入した書籍をすべて収め切れるだけの本棚の都合をつけることが難しく、電子書籍に偏重してしまっている。そのため本作も最近の傾向をそのまま当てはめて電子書籍という媒体での購入となった。

しかし、いまのわたしはその選択を後悔している。

電子書籍という媒体で提供される作品は、紙媒体にくらべると同じ作品であっても発売が遅くなる傾向が見られる。その理由に関しては該当の作品を提供する出版社によってさまざまであり、外野でしかないわたしには想像することしかできない。想像でしかないことをことさらに言うつもりもなく、ただ残念であると思いつつも待つしかない。

本作に限って言えば電子書籍という媒体で買ったのは失敗でしかなかった。続きが気になってしまう。どうしようにもなく続きが気になってしまう。本記事を執筆している段階で「お前は俺を殺す気か」は四巻まで刊行されている。しかしKindleで読むことのできる電子書籍という媒体ではまだ三巻までの提供である。最新の四巻を読むためには、紙という媒体で読むしかないのである。

本作について語るのは、どんな言葉で装飾しようとも無粋でしかない。しかし一言で言えば非常に美しい世界を描く物語である。

この先の「世界」はどうなるのであろうと気になってしまい「次へ、次へ」と心がはやり、ページをめくる手が止まらない。

この記事を執筆しているのは日付が変わる前後という時間である。当然書店は閉まってしまっている。もはや今のわたしの心は本作の続きをはやく読みたいという感情で大半が占められてしまっている。

こうも心を奪われる作品に出会えたことに感謝するしかない。こうした作品に出会う度、「ああ本当に生きていて良かった」と感じる。今後の人生、あとどれほどの数ここまで感情がゆさぶられる作品に出会えるかわからない。これからもひとつひとつの作品との出会いを大切にしていきたい。

「小説 君の名は。」を読んだ

「小説 君の名は。」を読んだ

購入してから一箇月以上間隔を空けてしまったが、「小説 君の名は。」をようやく読んだ。同名のアニメーション映画「君の名。」に勝るとも劣らない、非常に良い作品であった。

本書を購入してから読むまでの間に、映画は何度か見た。だが本書と映画の「どちらが良い」ということを決めるのはわたしには難しい。

同じく「君の名は。」という題を冠す作品である「君の名は。 Another Side : Earthbound」とは違い、本書は映画を見る前に読んでも問題はない。前提とするものが違うのだから当然ではある。

本書は映画と同じストーリーラインで描かれているものである。映画と同じものであると言っても過言ではない。言ってしまえば描きかたが違う、ただそれだけである。

世に出たのは映画よりも本書のほうが先であり、またあとがきによれば完成も本書のほうが早い。だが映画の脚本や絵コンテが上がってから書かれている。そのため「どちらが原作か」という問はあまりにも無粋である。

ただ個人的な意見ではあるが、映画を先に見て欲しいとわたしは思う。本書と同じ存在である「君の名は。」アニメーション映画はどのような先入観も抱くことなく、まっさらな気持で見て欲しい。

「君の名は。」という作品は新海誠による作品である。

新海誠の真骨頂は美しい背景とそれを彩る光であるとわたしは考える。そうしたものは「小説」という文字による情報伝達を行う媒体ではどうしても描き切ることは難しい。なので、映画を先に見てから本書を読んでいただきたい。

映画を見て映像や音声とともに抱いた感動をそのままに本書を読んでいただきたい。映画を数度見るだけでは感じ取れなかった多くの要素も、本書を読むことで見出せるだろう。

他人の行動を縛るというのはあまりにもおこがましい行為である。だが新海誠による作品を心の底から楽しんでもらいたい、どうしてもそう考えてしまう。なのでより良いとわたしが感じる行動を強いてしまう。

映画も小説もどちらも良い作品である。そして、すばらしい。

とにかく楽しんでもらいたい、それ以外にわたしが思うことはない。